最近NETFLIXで観た映画

マネーモンスター

観ているあいだは弛むところもなくノンストレスで進んでいくため鑑賞後感は満足。ただそれがグイグイというよりはスイスイと言ったほうが適切なところに、ささくれ立ったものが残らないという意味で当たり障りのない印象となってしまうのが正直残念なところ。監督がジョディ・フォスター(脚本は書いてない)でこの題材でいくならもっと訴えかけるものがあってもいいのではとつい思ってしまうのはこちらの考えすぎなのか。ジュリア・ロバーツ演じるパティ・フェンやカトリーナ・バルフ演じるダイアン・レスターはじめ、カイル・バドウェル(ジャック・オコンネル)の怒れる嫁モリー(エミリー・ミード)やADブリー(コンドラ・ラッシャド)にいたる女優陣はこちらが勝手に設けたハードルの斜め上をいくキャラクターの深みを見せて、ならばせめてパティとダイアンにはもう少し掘り下げというか嘘と建前と銃と丁々発止を武器だと思い上がっている男性陣への追い込みを託してもよかったのではないかと少し残念がってみる。プロデューサーと度胸のカメラマンは結構好みの活躍。ラストの幕の引き方には首を捻ってしまった。